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ソイタとか・・・

ソイタとか・・・

三国志10リプレイ 4






三国志10
PS2版 リプレイ



三国志リプレイ4!
何進軍ますます勢いづき黄天と雌雄を決す!!

駄文物語第4集はじまりはじまり!!(゚∀゚)ノ

開始シナリオ
シナリオ1 
184年2月【黄巾興りて、英雄青雲を抱く】


*****あらすじ*****

漢王朝が衰退し、宦官らの好き勝手により世は乱れていた。
やがて大平道教祖・張角を中心とした大規模な乱が起きた、「黄巾の乱」である。
帝はこの事態に対し、何進を大将軍に討伐軍を結成、
続くように数多の英雄が討伐軍へと参加していった。

在野の士であったデュイズもそんな世を憂いて汝南で挙兵。
志を同じくした者を広く集め、善政を敷き国力を増したところで
ついには黄巾賊がはびこる許昌へと打って出た。

初戦は敗北に終わったが、それから数ヶ月後、再度許昌を攻め陥落させる事に成功する。そして教祖・張角の弟・張梁を処断し、許昌、宛を新たに獲得したデュイズは朝廷より州牧を拝命する。
そんな中、寿春に住む程イクという堅人より語られた思想にデュイズ、紀呂飛は黄巾賊より巨大な本当の敵を見据えるようになっていた。

***************
*****鬼才、参城*****
***************

187年、6月。許昌、宮城にて。
デュイズを上座にデュイズ軍将公が集まった。

許靖:汝南より緊急の召集ときき入城しました。
デュイズ:おぉ、許靖よ、きてくれたか。今日は非常に重大な事を話そうと思っている。
まぁそこに座ってくれ。
陳蘭:きっと俺が褒められたりするんだぜ!マイフレンド雷薄。
雷薄:いや俺だね。
デュイズ:近々、出兵予定が立った。まずそれを知ってほしい。
ソイタ:戦か!腕がなるぞ!
紀呂飛:・・・・。
デュイズ:今回の敵は、黄巾賊ではない。

ざわめきがあがった。しかしそれをすぐにデュイズは制し続ける。

デュイズ:敵は孫堅!
ソイタ:フザケロ! 孫堅軍はともに黄巾賊を滅する中立国家でしょうが!

・・・数日前、寿春は程イク宅。
デュイズ:御免!
程イク:・・・きたな、お前は何者だ。
デュイズ:程イク殿、程イク殿の言葉のおかげで俺は自分の器のちいささを知った。それと同時にこうも思った。
程イク:・・・。

デュイズの影からもう一人男が出てきて言った。

紀呂飛:足りない分は俺が補うと!どうか、程イク殿よ、民とこの世を救う策を教えてくだされ、そしてともに戦いましょう!
程イク:大きく出たな。
デュイズ:申し遅れましたが、私はデュイズ。乞食です。しかし夢を持っております。天下を元の一つに戻し世を救わんという夢です。
程イク:・・・・・・ははっ、ははは、・・・良かろう少し面白かったので策を授けよう。勿論この一身と供にですが。良いですかな?

場面は許昌の宮城に戻る。
座するデュイズの前に男が立っている。男の名は程イク。

程イク:その通りだ、ソイタ殿。何進軍の武器とも呼べる屈強な孫堅軍、今我が軍はその虎の前にいる豚だ。更に言えば今は同盟の何進軍に阻まれているがその向こうには野心という牙をぎらつかせた董卓、そして北には沢山の土地を求めた諸侯。
ソイタ:・・・・。
程イク:黄巾賊がなくなり共通の敵がいなくなれば孫堅、董卓は間違いなくこちらを狙うでしょう。その前に孫堅軍を叩き、吸収すれば我が軍は腐った朝廷を急襲できる力を持ちます。そうなれば新たな政府を敷く事もでき、本当の意味で民は救われ世も救われるのではないでしょうか?
ソイタ:しかし! そんな賊めいた事で!
程イク:残念ながら、この方法でしか変えられないほど世は乱れているのです。
ソイタ:くッ・・・。それがしは認めんぞ!

ソイタは顔色染めて宮城を後にした。

紀呂飛:ソイタ・・・。
デュイズ:・・・・。皆の者、今の話を聞いてくれたか? 突然の出来事ですまぬ。しかし世を救いたいという気持ち察してくれ。
陳蘭&雷薄:うおぉー感動した! 俺達はついていくぜ。
許靖:私も同じ気持ちでございます。古くからの仲ではございませんか、相談もなしに! デュイズ殿、私をもっと信じてくだされ!汝南に留守を任せた袁胤は私が責任を持って説得します。

そこに見知らぬ男が入ってきた。

華キン:そろそろ自己紹介いいですかな?デュイズ殿。
許靖:どなたですかな?
デュイズ:おぉ、これはいかん。程イクを迎えにいく途中に容易ならぬ瞳を持っていたので登用を持ちかけたら応じてくれた雄士だ。
華キン:華キンでございます。どうぞよろしく・・・。
雷薄:こちらこそ!

華キン(統率11 武力35 知力84 政治80 魅力8)と程イク、そして天下統一という目標がデュイズ軍に入った。

*******************
*****黄巾平定と群雄割拠*****
*******************

187年、7月下旬。
孫堅討伐への一手が始まった。まずは寿春を統治下に置いたのである。
そしてその寿春において桓階(カンカイ 統率12 武力25 知力67 政治79 魅力68)を舌によって登用した。

程イク:勝利へ一歩近づきました事、報告いたします。この都兵器の開発が盛んであり、ゆくゆくは井蘭等の製作ができるようになります。それを使えば屈強の孫堅軍であろうが勝率はかなり上がるかと・・・。
デュイズ:ふむ、では技術をすぐにでもあげよう!

187年、10月。
平原の張角死亡。後継者は張宝に決定。

デュイズ:そうか、張角が逝ったか。
伝令:後継者は弟の張宝に決定したようです!
デュイズ:ふむ、・・・さがっていいぞ。
伝令:ハッ!
デュイズ:もはやこの乱長くないな・・・。

デュイズの予想は当たった。
188年の8月、何進軍によって黄巾賊の本拠地・平原が陥落し、ついに乱は鎮圧した。
同月、勢い余った何進軍のロ植軍勢が新野を占拠。
位置が位置だけに(デュイズ軍の背後)、デュイズ軍の将に緊張が走った。
更に何進軍の王允軍勢が北海を占拠。
一挙に二つの都市を統治下に置き、何進軍はこの大陸最大規模の勢力となった。

デュイズ:何進・・・。なにを急いで土地を攻め取っているんだ・・・。
伝令:伝令!何進殿が黄巾平定の論功を行い、配下や諸侯を各地に封じました!
デュイズ:なんと!
程イク:地方の強化を目論んだようだが、虎を野に放ったも同然ですな。これはデュイズ殿にかなり有利に働きますぞ!

黄巾平定後も世情は不安なままだった。
朝廷は地方統治の強化を図り、功績のあった諸侯を各地に封じた。
しかし、皮肉にもこのことが朝廷の力をさらに弱めることになるのだった。

5

デュイズ:孫堅は長沙に封ぜられたか。中原をとるにあたって敵が減ったな・・・。
程イク:デュイズ殿! 油断は禁物、ここからが本勝負ですぞ!

188年10月、厳與(統率60 武力78 知力49 政治18 魅力12)と
ホウ義(統率59 武力38 知力69 政治74 魅力65)を登用。

デュイズ:何進軍と同盟の間に弱小勢力を喰らう!
紀呂飛:おおぅ!
ソイタ:・・・・。

今、本当の幕が斬って落とされたのだった。

*****

つづく








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